びっくり電電ブログ

びっくりするブログです。

【2022】好きな音MAD3選【電撃】

電撃が選ぶ!俺の好きな2022年音MAD3選!

 

 

YouTubeに公式転載されているもの
※元ネタは関係なく、作成が2022年のもの

 

 

第3位

シル・ヴ・ボルサリーノ

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https://youtu.be/riEk2CG0xV4

シル・ヴ・プレジデント(P丸様。)×黄猿/ボルサリーノ(ONE PIECE)

電撃から一言:かわなみのアフレコの存在をこのMADで初めて知りました。一生知らなくてもよかったのに。
「〜ね」という可愛い語尾が全て黄猿のねっとりした「〜ねぇ」になる、それだけで面白いのに、八尺瓊勾玉まで…。贅沢な逸品。
黄猿って結婚してんのかなー?

 

 

第2位
データなんかねぇよ(コメ有り)「ひろゆき、弱虫モンブラン

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https://youtu.be/5sqW51YrGoA

弱虫モンブラン(DECO*27)×西村博之

電撃から一言:『神っぽいな』(ピノキオピー)×西村博之MAD 『ねぇっぽいな』の一節「その筋肉筋肉その筋肉」がマッスルひろゆきMADのノルマとして扱われるようになった、ハイコンテクストな一作です。

 

 

第1位

【コメ付き】ワァルズエン踊・ノコノホール【踊るノコノコ】

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https://youtu.be/aVE-AhmBoWI

ワールズエンド・ダンスホール(wowaka)×踊るノコノコ

電撃から一言:2022年も暮れになり、突如現れた「踊るノコノコ(koopa dance)」ミーム。全体的に、何で、今、これ?という気持ちになるが、その普遍性がいい。何も知らずに踊るノコノコを見ていると、幸せな気持ちになりますね。

 

 

 

以上です。
いかがでしたか?

 

 

 

 


今年は、家に引きこもって音MADばかり聴いていました。

 

 

 

 

良い年をお迎えください。

(END)

匿名魔法少女あらすじ(ない)

匿名ラジオ#123に感化されて当時作った「ない」あらすじのメモが出てきたので公開して共有します。

 

===

 

【#1 超絶☆私が…モ法少女!?】
私、桃園ARu果!中学2年生!ある日いつものようにお墓を散歩してたら、不思議な妖精「タムタム」に出会ったの。「君には強いモ力(もりょく)があるから、ツィーター界の平和のためにモ法少女になってくれタム!」って言われて……激辛ラーメンにつられてついOKしちゃったけど、こんなクソゲボにデッケ〜怪物と戦わなきゃいけないの!?それマジ〜!?

 

 


【#2 謎の美少女!しまうま仮面!?】
タムタムと一緒にモ法少女としての活動を始めた私。今日も怪物バーズーと戦ってたら、不思議な仮面をつけた美少女がバーズーをかっさらっていっちゃった!しかもしかも、「あなたなんてただモ力(もりょく)のつまった麻袋。モ法少女とは認めません」とか言われちゃって……しまうま仮面風情がほざきやがって!これアリ〜!?

 

 

 

【#3 転校生は哲学がお好き?】
テキーラ飲みながら昨日のことをぼんやり考えてたら、なんと私のクラスに転校生が!角煮の香りを漂わせた不思議な雰囲気の青山恐子ちゃん、現役中学生小説家なんだって。なんだか、どこかで会ったこと、あるような……?って、ちょいちょいちょい待って待って待って、学校にまでバーズー出現!?わ、私の日常を返してくれ〜〜ぃ!!

 

 

‪ ‪【ピンクと初対面、対立していた時(2話)‬】
👓‪「失礼ですが…あなたのお遊びに付き合っている暇はありません。さ、行きますよクロちゃん」
🐈「おう…って、クロちゃんって呼ぶな!俺様にはクロノス・ダ・シュヴァルツ3世という立派な名前がだな…」
👓「短い方が効率的です」‬溜息

 

 

 

 

 

 

【身を呈して🐈をかばい、重傷を負った時(6話)‬】
‪👓「くっ……私は大丈夫。そんなことよりも、あなたが無事で良かった…………クロノス」‬
‪🐈「グスッ……バカ……いつもみたいに クロちゃんって……呼べよ……」(こぼれ落ちた涙の魔力で傷が回復する)‬

 

 

 

 

 

 


‪【一期ラスボスとの戦いでピンチに陥った時(12話)‬】
‪🐈「くっ……ダメだ!詠唱が間に合わな…っ」‬
‪👓「──“永夜”、“破”」‬
‪💥ドゴォォォン(崩れ落ちる敵)‬
‪煙の中から歩いて出てくる👓‬

🐈「……けっ、心配させやがって。いつの間に詠唱短縮なんて高等技術覚えやがった?」
‪👓「言ったでしょう?『短い方が効率的』だ、って」‬
(ここでED)

 

 

【真のラスボス、ツィーター魔窟界王 キング・アカバーンとの対決(24話)】

使い魔たちをやられてピンチに陥る2人

😈「フハハハハ!!!性格も戦い方も真逆のお前らがどうしてこのキング・アカバーンに勝てるなんて思い上がりを…笑わせる」
👿「目障りだ……“凍結”(きえ)ろ!!!」
(迫り来るアカバーンの攻撃)

💝「確かに私たちは……」
💎「真逆かもしれない……」
(ふらつきながら立ち上がり、俯く2人)

💝「でも!」
💎「だから!!」
(キッと敵を見据える)

💝💎『2人のチカラが合わさった時──その“OMORO”は爆発するッ!!!』
(こう、画面の真ん中で顔のアップが半々になって叫んで、縦にガガガーってなってるやつ)

 

 

_人人人人人人人人人人人人人人_
> エクストリーム・マスター <
> エクスプロージョン!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

(最大技)
(画面が光に包まれる)
(キング・アカバーンを倒す)
(インターネットの世界が平和になる)
(タムタムとクロノスが本来の姿に戻る)
(「魔法少女としての役割を終えても…私たち、合言葉を忘れない限り ずっとずーっと 友達だよね」)
(微笑み、笑い合う2人)
(カメラは空を映し出し、雲の形が「OMORO」になっている)
(日常の風景の映像が流れながら特殊EDでフェードアウト)
♪テレレレレーレレーレテレレーレ
テレレレレレレーテッテッテッテッ
♪みんなは 仲良しだね
♪でも僕らの方がもっと仲良しだよ
♪こっから 徒歩5分〜………

 

 

===

(おわり)

 

 

 

 

 

 

 

【小説】増税転生【SS】

鈍痛とともに目が覚めた。頭の後ろがズキズキする。

携帯電話を開き、日付を見た。今は10月1日か……

とりあえず、飲み物でも買いに行くか。

元々世間の動向には疎い。見慣れない店だが入ってみるとしよう。

会計をしていると、ふと違和感に気付いた。

 

💁‍♂️「あの…すみません。これ、定価は100円って書いてありましたけど…」

💁‍♀️「はい。税込で110円です」

💁‍♀️「お客さん、知らないんですか?今日から消費税が10%になったんですよ。」

 

10%!?

聞き慣れない数字に驚いた。消費税が10%だって?そんな……

 

💁‍♂️「3%のはずだろ!」

💁‍♀️「え、3?8%とかじゃなくてですか?」

💁‍♂️「え?8?なんだ8ってどこから出てきたんだ。さっきは10%って」

💁‍♀️「え?いや8%ならまだ間違えてもわかりますけどってことで……」

💁‍♂️「さっきは10%って言ったじゃないか!」

💁‍♀️「いや、だからこの間までは8%だったじゃないですか、消費税。なんなんですかお客さん、警察呼びますよ」

 

そう言われて半ば無理矢理店の外に出された。

トホホ……

 

💁‍♂️<こんなことってあるんですね〜

 

 

〜完〜

 

 

 

 

↑💁‍♂️この人がどんな時代から転生してきたのか、調べてみよう!

【小説】ある朝

カンカンカンカン!

カンカンカンカン!!!

 

 

 

👩「洋平〜〜!洋平早く起きなさい!学校遅れちゃうわよ!」

 

👩「も〜朝ご飯、あんたの好きなシャケ焼いてるから!早く起きなさ〜い!!」

 

👱‍♂️「チッ……………るっせえなババア!!何度も何度も言わすんじゃねーよ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

👱‍♂️「俺の名前は、航平だよ」

 

 

 

 

👱‍♂️「兄さんは、もう…………」

 

 

 

 

👩「……………」

 

 

 

 

👩「朝ご飯、あんたの好きな焼きシャケよ」

 

 

 

 

👩「早く起きなさい…洋平」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🐱「ニャー」

 

 

 

 

(終わり)

【小説】その掌を

「僕はね、美琴。実のところきみのそういう——ええと——少し人と違う思考をするところが気に入ってたんだよ。悪く言えば捻くれているところが、ね」

 

石崎は言い澱みながらも悪びれず私にそう告げた。

 

気に入っていた……ね。

既に過去形になっていることに、彼自身はきっと気づいていないのだろう。

店内に流れる安っぽいジャズアレンジ風のポップソングに乗せて彼は身を乗り出し、こう続けた。

 

「もちろんきみにはきみなりの筋があって、きみなりの主張があるのはわかる。僕ときみとは別々の人間だ。見えている世界は人それぞれだからね。でもさ、やっぱり……真実は、いつもひとつなわけだ」

 

わざとらしく間を持たせて作り物のような言葉を吐く。こいつは出会った時からいつもそうだ。

 

「何が言いたいの?」

 

私はいらいらしながらコーヒーを啜る。

 

「うん。まあ……そうだな。これを伝えるのが何度目だか、もう覚えていないけど」

 

彼は彼でカフェラテを飲み干し、息を整えた。

 

「きみのことを想うからこそ伝えたいんだ。最後にもう一度だけ、言わせてくれ」

 

店内BGMが切り替わる、一瞬の静寂。

彼の眼鏡の奥——少し眠たげながらも鋭い視線が私の視線とぶつかる。

 

『最後』。

彼が私との最後に何を告げるかなんて、わかりきっている。

もううんざりだ、こんなの。

いっそ清々しい気持ちで私は彼の次の言葉を待っていた。

 

 

 

 

 

 

「——ジャンケンで一番強いのは、グーだ」

 

 

 

 

 

 

何度聞いても理解できない言葉が私の頭の中に響く。

ジャンケンで、一番強いのは、グー……。

 

 

 

こいつは——一体何を言っているんだ?

 

 

 

 

 

 

「パーやチョキなんて比べ物にならない。拳だよ。つまり力。しかも石ほど硬いときた。パーとかいう紙切れや、ましてやチョキなんていうハサミモドキにだって負ける理由がこれっぽっちも見つからない。なんてったって力なんだから」

 

 

 

 

 

 

「そもそもジャンケンの構造がおかしいんだ。間違ってる。三つ巴で戦わせるなんて野蛮だし、ナンセンスだよ。僕に言わせてみれば三国志の時代でそんなものは終わらせておくべきだったね」

 

 

 

 

 

 

オッカムの剃刀って言葉を知っているかい?ま、簡単に言えば、物事を説明する定義は単純なほど良い——ってことさ。つまりジャンケンの構造をよりシンプルに仮定するなら、一対一で事足りるはずなんだ。君だって、パーかグーかふたつにひとつなら、当然グーを出すだろう、ええ?」

 

 

 

 

 

 

かつて愛したひとの、理解できないほど無邪気な表情を見ながら——いや、これ以上見たくなくて。

わたしは上の空でこんなことを思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コーヒーって苦いし黒くて怖え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(終わり)

 

【小説】インターネットが大好きな人の名前【SS】

 

——インターネットが大好きな人の名前

「入谷 寧人(いんたに ねいと)」

 

 

 

ちょっと待ってください

「入」を「いん」と読ませるのは

もしかして英語の「in」が由来ですか?

日本語の読みとしては無理があるのではないでしょうか

それに命名された時点で「この子はインターネットが大好きになる」と予知でもしたんですか?

嗜好が名前に関連しているのはおかしいでしょ、時系列的に

漫画のキャラクターならまだしも…

 

 

 

 

——漫画のキャラクターです

 

 

 

 

漫画のキャラクターだったんですか?

それなら問題ありませんね

失礼しました

 

テクテクテク…

 

……なんかこっちが悪いみたいな空気になったな

クソッ なんでだよ

クソッ

 

 

 

 

 

 

絶対に許さん

入谷 寧人(いんたに ねいと)……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(終)

【小説】初春の令月に【SS】

 

 

朝だ。

いつもと何の変わりもない朝。

だけど、今日は———

 

カンカンカン…

「〈官房長官〉!〈官房長官〉〜!早く起きないと新元号発表会見に遅れ…って、なぁんだ、起きてるじゃないの」
「……ったく〈官房長官の幼馴染〉…、窓から入って来るなっていつも言ってるだろ」
「はいはい、わっかりましたよーだ。で?とっくに起きてるのに、なんでまだ布団にくるまってるワケ?」
幼馴染からの問いに、俺はムスッとした声で答える。

「…………から」
「え?」

 

ツイッターで、5chで、インターネットで!ネタにされるのが目に見えてるからだよ!
今日までの流れでわかるだろ…?天皇崩御に伴わない改元で世間は大盛り上がりだ。どこを見ても、元号大喜利元号大喜利…。どうせ、新元号の発表パネル文字部分をコラしたり、新元号発表会見の音MADが作られたりするんだ。ハハ、笑っちまうよな。…なんで俺がそんな目に遭わなきゃいけないんだよ。ただの、普通の、官房長官なのに…!」

 

「……〈官房長官〉……」


思わず声を荒げてしまった。〈官房長官の幼馴染〉は何も悪くないのに。自己嫌悪に陥る。くそっ。やっぱり、俺は……


ビシッ!!!

 

!?

 

「いってぇ!なんだよ〈官房長官の幼馴染〉、
いきなりデコピンなんて…」


「ふふ、その顔」
「…は?」

 

「そのくらい元気じゃないと、いつもの〈官房長官〉らしくないぞっ。たしかに、ネタ画像にも、コラ画像にもされるかもしれない。けど…だからこそ、〈官房長官〉の一番イイ表情、国民全員に見てもらうチャンスじゃない?変にカッコつけようとするからキンチョーするんだよ。しっかり者だけど、ちょっと抜けてる。全部ひっくるめて、〈官房長官〉の良いところじゃん。わたしは、そんな〈官房長官〉が…今の〈官房長官〉が、一番イイと思うな」


そう言って〈官房長官の幼馴染〉はニコリと笑う。


ああ、そうだ。こいつはいつもこうだった。
底抜けに明るくて、俺の行く先を照らしてくれる——


「ったく、他人事だと思って…」
思わず笑みがこぼれる。

「…そうだな。やってやろうじゃねーか。最高の、新元号発表会見をよ……!!!」


(会場)
ザワザワ…ザワザワ…

官房長官はまだか!」「早く次の元号を!」「一番早く報道するのはウチの会社だ!」

ザワザワ…

スポットライトの当たる壇上から報道席を見渡す。幾多もの視線とカメラを向けられて一瞬怯んだが、
………そうだ。これが——“今”の俺だ。

 


「お待たせいたしました」

 

緊張で震えそうになるのを抑え、威厳を保った声で言う。

 

「新しい、元号は———………!!

 

 

 


〜fin〜

 

 

 

改元当時にTwitterで公開していた文章をせっかくなので多少加筆して公開しました。多目に見てくれ